
今まで、奇人たちの晩餐会、スパニッシュ・アパートメント、といった従来の「難解で気どってるフランス映画」のイメージから外れた、親しみやすいフランス作品を紹介したので、3つ目も明るく朗らかに、ぶっとんだ映画を。
<内容>
新世紀を迎えようとしている大晦日のカウントダウンパーティー。
24歳のアルチュールは恋人リュシーから「今夜、子どもを作りたいの」とうち明けられるが、心も生活も余裕がない彼は戸惑う。
“カネの安い仕事、転職も楽じゃない、それにこの大気汚染の中で子供だって?”
悩みつつ会場のトイレから屋根裏へ繋がる通路を進むと、そこは70年後のパリだった。
砂だらけの荒廃したこのパリで、アルチュールは一人の老人に話しかけられる。老人は、自分はあなたの息子だと言い、その上「今夜子どもを作らないと私は生まれて来ないことになってしまう」と懇願しはじめた・・・。老人ほか親族は、悩む彼を説得しようと必死に追いかける。
不景気、少子化、環境破壊のテーマがあったなんて、気づかなかった(゜-゜)。だめだね。
老人ジャン・ポール・ベルモンドが若手俳優ロマン・デュリスを「パパァ~」と呼ぶとこがかわいい。
若者の不安を描いただけのありがちな映画ではなさそう。でも特に何も考えずに見れるコメディーです。
監督■セドリック・クラピッシュ
出演■ロマン・デュリス、ジャン=ポール・ベルモンド、ジェラルディン・ペラス
パリの確率
http://www.kinetique.co.jp/paris/index.html